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◇ オルニチンを含む食品 オルニチンの基礎知識⑤

オルニチンを含んでいる食品の代表格と言えば・・・
“しじみ”を思い浮かべる方が少なくないと思いますが、
その他の食材にも、オルニチンが含まれています。

その中から、幾つかの食品を取り上げて
「100g当りのオルニチン量」 と 「食品100gの目安」
についてご案内しましょう。

食 品 名 食品100g当りのオルニチン含有量 食品100gの目安
し じ み 10.7~15.3mg 約35個
キハダマグロ 1.9~7.2mg 刺身7~10切れ
チ ー ズ 0.76~8.47mg スライスチーズ5枚
食 パ ン 0.4mg 約1.5枚(6枚切り)

このデータを見れば、しじみのオルニチン含有量は断トツで、2番目に含有量の多いキハダマグロに比べても、2~10倍ほどの含有量を誇っている事が判ります。
しじみは、昔から肝臓によい食べ物として親しまれていることは周知の事実ですが、日本だけでなく、お隣の中国や韓国・台湾などでも養生食として伝統のある人気食材です。

しじみが肝臓に良いとされる主な理由はオルニチンに由来していますが、しじみには、オルニチンの他にも良質なたんぱく質を多く含み、タウリン・アラニン・ビタミンB12などの有用成分も豊富に含まれています。 これらは牛乳やホタテ、イカなどの食品にも含まれていますが、しじみとその他の食品の決定的な違いは、オルニチンの含有量なのです。

オルニチン含有量についてはズバ抜けた存在感を見せるしじみですが、必要な一日分のオルニチン摂取量の目安である一日400〜1000mgを満たすためには、1,000~1,400個以上のしじみを毎日食べ続けなくてはならないのです。
これを見ても、食物だけで必要量のオルニチンを補おうとするのは余りにも非現実的なお話であると言えるでしょう。
しかし!!
しじみが、健康や美容に効果的な成分を含んだ食品であることは、間違いありません。
そこで、しじみに含まれるオルニチン効果有効活用するためヒントをご案内しましょう。

【冷凍しじみでオルニチン効果・8倍増!】
しじみは、一度冷凍してから調理した場合、生のしじみに比べてオルニチンの量が倍増どころか7~8倍に増加するということがわかっています。
実験では、マイナス4℃で冷凍処理した場合に、最もオルニチンの量が増加する事が判っているそうです。
韓国や台湾では、古くからしじみを調理する前に、一度凍らせる習慣があると言いますが、化学的な実証以前に経験的にしじみ効果を実感して、それを更に有効活用しようとする食生活の知恵でしょう。